2007年09月12日

カフェフレスコ

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免許証の本籍地変更に必要な、住民票を取りに区役所へ。
手早く申請書を書き、のんびりと本でも読みながら住民票が出てくるのを待とうと思っていたら、ものの30秒ほどで出てきてしまった。やるな、杉並区役所。

せっかくなので阿佐ヶ谷のカフェで本を読むことにする。
新しいところを開拓しようと思っていたのだが、良さそうなところがうまく見つからず、一度だけ行ったことのあるカフェフレスコに入り、ベーグルセットを頼む。

何とも美味しいベーグルだった。
何も挟まないで一口かじると、程よく焼かれたベーグルの香りが鼻の奥まで広がる。
もちもちとした確かな食感はクリームチーズを挟むとさらに食欲をそそる仕掛け。
塩胡椒がふり掛けられた目玉焼きとカリカリのベーコンは挟まずそのまま食べてしまおう。

小さい店ではあるが、ここの店長はバリスタチャンピオンシップで好成績を収めた凄腕だそうで、カフェラテを頼むとこんなカフェアートが付いて来る。

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絵が描かれたところで味が変わるわけでも無し、と言えばその通りだが、やはり実物を見ると「おおっ」と思ってしまう。肝心の味もミルクとコーヒーに一体感があり、苦味を感じさせないながらコーヒーの旨みを堪能できる。そんなコーヒーを啜りつつ、「ねじまき鳥クロニクル」を開く。

最近、村上春樹の本を読み直している。
大学時代に有名なものは一通り読んだはずなのだが、読み返してみるとほとんど内容を覚えていない。そして後半になると徐々に内容を思い出し「そうだ、こういう結末だった。」と頷く。なるほど、僕はこういう本の読み方をしていたのだな。

帰り際、60代後半の老人がふらっと入ってきて店長と談笑しながらコーヒーを注文していた。いい光景だなと思う。ああいう年の取り方をしたい。

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全く関係ない話。
遅くまで起きていたかいがあった。おめでとう、矢野貴章。その泥臭いゴールが見たかったんだ!
posted by shin at 05:32| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 喫茶店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

ロージナ茶房

国立のロージナ茶房。何でもここのグラタンは美味しい上にボリューム満点だとか。普段グラタンを外で食べることは無いが、だからこそ心を惹かれ行ってみる。

店は古くから続く喫茶店といった趣き。実際、戦後まもない頃に出来たらしい。机と椅子がバラバラなのも何だか良い。
2Fだけでなく地下まであるようで、6人ぐらいの大学生達が厨房近くに隠された狭い入り口から地下の部屋へと案内されていた。その他には国立マダムと思われる客が数人。

早速頼んだグラタンは、カリカリに焼いたチキンにマカロニにほうれん草とベーコンも入っていつもより多めに盛ったぞ、嬉しいだろう?さあ食え!と言わんばかり。
もちろん僕はそれに対して素直にわーいと喜んで食べてしまう人間なのだ。
ちょっと大味な気もするけど美味しい。チキンがやたら旨く、ほうれん草の味が新鮮。男の料理といった感じだ。

次に来たらこういう雰囲気の喫茶店では定番のナポリタンかカレーを食べてみたい。珈琲付きで。

しかしその満腹状態で立川の個人フットサルに行ったのは良くなかった。さすがに腹が重い。男の料理とフットサルは相性が悪い、ということを今日学んだ。
posted by shin at 03:14| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 喫茶店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

moi

『かもめ食堂』で小林聡美がmoimoi言ってるのを聞いて思い出し、
行きたいと思いながら行っていなかった荻窪の喫茶店「moi」に行く。

moi.jpg

moimoiとはフィンランド語で「やあ」ぐらいの軽い挨拶だとか。

入り口の引き戸をガラガラと開けるとそこは北欧風の空間だった。
想像していたよりは店内は広かったが、それでも8畳程度の広さ。
キッチンを挟んで向こう側に店主一人がいるのみ。

ゆったりとした音楽が流れる中、moiプレートを頼んでみる。
moiプレートは2つの小皿(豆と肉)、パン、珈琲とセットになったもの。
少なくみえて意外にボリュームがある。
久々に食べると美味しいもんだね、豆。

珈琲は苦味が効いているものと、効いていないものの2種類から選択。
苦味が効いていない方は名曲喫茶ミニヨンに近い味で、酸味がする。
個人的には苦味が効いているほうが好きな味だった。

珈琲カップは下に広がる面白い形。

コーヒー(moi).jpg

椅子の座り心地は普通。居心地は良い。
他に文庫本を読んでいる女性一人しかいなかった為
客層が良く分からないが、また来てみようと思う。
posted by shin at 03:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 喫茶店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月08日

名曲喫茶ミニヨン

荻窪の喫茶店をめぐる旅第二弾。名曲喫茶ミニヨン編。

場所はセブンイレブンの向かい側の建物二階。
初めははっきり言って入りづらいが、そのうち慣れる。

ミニヨン@.jpg

中はそこそこ広く、小規模のコンサートをしたりもしているらしい。
一人の客が座る場所には木製のパーティションがあって居心地が良い。
客の平均年齢は「ひなぎく」より高くおっさん、おばさんの方がやや多いか。
珈琲は酸味が強めだが美味しい。
アップルジャムのトーストセットを食べたが(最近何故か喫茶店でパンを食うことが多い)、
とても素朴な味。値段も普通。

ミニヨンA.jpg

店内はクラシック音楽が流れていて、じっくり本を読めるかはこの曲に依る。
ピアノ曲だといいのだが、激しいバイオリンとかが入ってきちゃうと集中力がそっちに
いってしまう。古いレコードのバイオリンは味があるんだよなあ。
これは僕の問題の様な気もするが。

結局、角田光代の「幸福な遊戯」を読み終えるまで居座った。角田光代は江國香織を
思い出させる透明感ある文章。
この本の「無愁天使」で、吐き気と寒気を堪えながら本を読むという人生二度目の体験をする。
場面は老人が剃刀を取り出して、『睡眠薬を飲んで意識が遠のく瞬間に頚動脈を切って死のう』
と誘う場面。こう書いても大してこないのだが、この人の表現力を持って描かれると、
まざまざとその光景を想像させられる。
本から目を背けながらも、内容を追うため寒気に耐えつつ地団太を踏みながら読み続けた。

ちなみに一度目の体験は石田衣良の「娼年」。マゾの少年が望むがままに小指の骨を折る
場面だった。東西線の車内で読んだあの記憶は忘れられない。きつかった…。

とりあえずクラシックに耳を傾け、気分を晴らしてから店を出た。
ここも良い店だ。ひなぎくとミニヨン、気分で使い分けようっと。

posted by shin at 23:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 喫茶店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月24日

ひなぎく

最近、荻窪の喫茶店を探索中。

休日は近所のバッティングセンターに行った後、喫茶店で本を読みながらだらだらするなどして
のんびりと過ごすのが僕の理想だ。
しかし良い喫茶店に荻窪に来て半年経った今も巡りあっていない。
そこでネットや本で調べて、のんびり出来そうな喫茶店の候補を3つ程見つけた。

今日はそのうちの一つ「ひなぎく」に行ってきた。
場所は線路沿いの通りの丁度店並みが途切れた辺り。
細い階段を上り木製のドアを開けるとこじんまりとした店がある。
木製のテーブルと椅子にやや暗めの照明が落ち着いた雰囲気。
奥には小さいギャラリースペースがあり、いつも何かしらの展示会をしている様だ。
れんず豆のホットサンドと珈琲(しかも念願の水出し珈琲)を頼んだがどちらも美味しかった。

難点を言うと
・広くは無いので喫煙者がいるとタバコの煙がきつい
・場所によっては背もたれがないので疲れる
といった所だろうか。
それでも結構満足。

ひなぎく.jpg

余談:
銀だこの外国人店員の台詞が、
「オイシクメシアガリマス…クダサイ」
になっていた。頑張れ、あと一歩。





posted by shin at 00:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 喫茶店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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