2006年11月27日

スペイン旅行記最終話

スペイン旅行記の続き。
書いてる本人が途中で飽きているのだから、読むほうは推して知るべしというところだが、最終話ということでご勘弁下さい。

最後はバルセロナ。
グエル公園、サグラダファミリア、ピカソ美術館といったお決まりの観光名所を回る。
スペイン旅行 262.jpgスペイン旅行 273.jpg

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さてスペインの食べ物と言ったらパエリア。
ぜひ食べておきたいと思っていたのだが、大抵の店は2人前からしか注文できない。
バルセロナには1人前から食べれる店があったので、前から行こうと計画していた。

大分道に迷い、着いたのは15時半ごろ。
店に入ると、いきなり「パエリアが食いたいのか?」と聞かれる。
驚きつつも「そうです。」と頷くと、「ちょっと来るのが遅いな。もうすぐ店閉まるからさっさと食べてね。」だそうだ。(ちなみに閉店は16時)

望むところだ。
最初に出されたパンと水を早々に平らげ、パエリアとの臨戦態勢を整える。

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出来立てのパエリアはかなり熱い。
熱々おでんの早食い対決をさせられる芸人に少しシンパシーを抱いた。
でもかなり美味しかった。

5分ほどの余裕を持って食べ終える。
そのままの勢いでさっさと会計を済ませ、
「グラシアス、グラシアス!(ありがとう、ありがとう!)」と挨拶をしながら
選挙演説を終えた政治家のように颯爽と店を立ち去ったのだった。
そこは急ぐ必要は無かったのだが。

まとめ。

『海外一人旅をすることで人間として一回り大きくなれるかも』と密かに期待していたのだが、そこは全く成長しなかった。残念ながら断言できる。

ただ日本の街中で英語の案内表示が無かったりすると「これは海外から来た人は戸惑うだろうな」と思うようになった。ちょっと新しい視点を持てたということはよい収穫だったと思う。

ここにも少し書いたが、まだまだ現地の人に助けてもらった場面が幾つもある。
長い時間が掛かると思うが、その恩返しはしなければならない。
posted by shin at 04:57| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | スペイン旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

スペイン旅行記5

スペイン旅行の続きの話。
マドリードの次に向かったのはサラゴサ。ここはサッカーが目的。
バレンシアから旅立ってしまったアイマールの試合を1度見ておきたかったのだ。

サラゴサ、結構好きかも。
街中を歩いていると突然メリーゴーランドが街中に現れたり、
小さい広場でダンスパーティーが行われていて見物人がわらわらと集まっていたり、
ウェディングドレスのファッションショーが小さい店で行われていて、そこにやっぱり人がわらわらと集まっていたり。
スペイン第5の都市ということでそれなりに大きい街なのだが、ちょっと洗練しきれていない雰囲気が何だか何だか好きになった。
何だかを2回言ってみました。
スペイン旅行 163.jpg


さてサラゴサの試合。
前回試合を見たときはバタバタしていたため出来なかった、『海外のスタジアムでビールを飲みつつ観戦』をようやくここで達成する。涙が出るほどセルベッサ(スペイン語でビール)が美味いぜ。
が、周りを見渡すとビールを飲んでいる観客は少ない。
みんなが飲んでいるのはコーラやファンタ。ちょっと意外。

応援スタイルも日本と違う。
応援歌を歌い、試合中ずっと応援する人は少数派。
大抵の観客は周りの人と雑談をしながら見ているが、プレーに対するブーイングと拍手は忘れない。
日本では主にサポーター席から歓声が聞こえてくるが、ここではどこの席からも聞こえてくるので、下の階の席に座っているとまさに歓声が上から降ってくるようだ。

列車に乗っている時も思ったが、随分知り合いで固まっている席なんだなと思っているとそうではなく、すぐに話しかけて仲良くなっているスペイン人だった。
人見知りの僕はスペイン人にはなれないだろうな。

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突然ですが、『酒は3杯』宣言をしたいと思います。
詳しくは聞かないで。
posted by shin at 23:45| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | スペイン旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

スペイン旅行記4

バレンシアの次に向かったのはマドリード。
マドリードは首絞め強盗が有名なスペインでも有数の危険地帯。
それなりの準備と心構えが必要だろうということで、ひげを伸ばし貧乏そうな雰囲気を漂わせることにした。

セコい。我ながらセコい。

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ピカソの「ゲルニカ」を生で見るため、ソフィア王妃芸術センターへ行く。
すると日本人ツアー客に遭遇。思わず逃げ出してしまった。
外国で大勢の日本人が日本語を喋りながら歩いているのを見ると
何か圧倒されてしまう。日本以外でも団体ツアーってあるんだろうか。


ガラス張りのエレベーターに乗って2階のボタンを押す。
動かない。何回押しても動かない。

何故だっ!と思っていると、
「このエレベーターじゃ上には行けないのよ」
とは一部始終をじっと見ていた品の良さそうなお婆さん。(スペイン人)
どうも日本人ツアー客から逃げるうちに常設展の場所から離れてしまっていたようだ。
上に行けるエレベーターまで僕の手を引っ張って案内してくれる。

スペイン人のお婆さんに手を引かれ案内される、ひげ面日本人。
情けない光景だ。しかし僕は感動していた。お婆さんはスペイン語しか話していない。
言葉は全く分からなかったが(上の訳は僕の想像)、こうして助けられている。
人を助けるのに必ずしも言葉は必要ないのだ!

と、テンションを上げてゲルニカの部屋へ向かうと、閉鎖されていた。
ちょうど今日までだそうだ。


次の日、意地でもう一度来ましたよ。ええ。


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写真はサンチャゴ・ベルナベウ(レアルマドリードの本拠地)の
控え選手が座るベンチから眺めた風景。
カペッロ監督はいつまで経っても僕を呼んではくれなかった。
posted by shin at 02:33| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | スペイン旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月26日

スペイン旅行記3

かなり端折っているつもりなのだが、まだまだスペイン旅行の話が続きそうだ。
更新のスピードをちょっとUP。


さてバレンシアに来たのには目的がある。
僕が一番好きなサッカーチーム、バレンシアの試合観戦だ。
この日はチャンピオンズリーグのバレンシア×ローマ戦の日。

チケットは日本で買うと4,5万円。かなり高いので迷うことなく現地購入を決意。
(スペインリーグは余程の対戦カードで無い限り、売り切れることはまず無い)
午前中に街のオフィシャルショップに行き、拙いスペイン語で何とかメインスタンドの席を買う。
(約6000円)

観光を終え、スタジアムに着いたのは試合1時間半前。
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まだ時間があったので、隣にあるオフィシャルショップでお土産を買うことにした。
しかしそこからが苦難の連続となる。

1.2つ前の客の番でレジにトラブル
この店はパソコンで商品管理を行なっているようなのだが、商品管理ソフトがエラー終了してしまう。パソコンを再起動してパスワードを打ったりで何だか手間取っているようだ。

2.1つ前の客の番でTV局がインタビューに来る
その客が買い物を済ませると、突如TVカメラが入ってきて、レジの店員に今日の試合についてインタビューを始める。
照れながらも笑顔で答える女店員2人。

僕はといえば、「自分もインタビューされたらどうしよう、スペイン語も英語も無理だぞ。」と要らぬ心配をしていた。恐らく現地のTVにはうつむき加減の日本人が映っていたはずだ。

3.自分の番で停電
店員に商品を渡した瞬間、突然辺りが真っ暗に。
電気はすぐに復旧したがパソコンが動かない。
店員はしばらく格闘した後、諦めて商品管理を手書きへと変更する。
手書きだとさすがに時間が掛かるため、列に並ぶ客からは文句の声が飛び始めた。
何だか自分が停電を引き起こしたような気になり、とても申し訳なくなる。

4.店を出るところで警報が鳴る
商品を受け取り、急いで店を出ようとしたところ、万引き防止のアラームが鳴り
警備員に店の中へ戻されてしまった。
店員が飛んできて処理したが、まだアラームは鳴り止まない。
女店員は何か怒りの言葉を叫んだ後、商品に付いていたバーコードをぶっち切って対処。


・・・そんなこんなで、あっという間に試合15分前。

大慌ての僕はスタジアムに飛び込み自分の席へと走る。
しかし係員にチケットを見せると、「君の席はこっちじゃない」と追い返されてしまった。
場所を聞いてもスペイン語で説明されるのでよくわからない。

こうなったらもうヤケクソだ。そこらの係員に席を聞いては、相手が指差すほうにちょっとづつ進んでいく作戦に出る。4,5回聞いてようやく席に辿り着いた頃、スタジアムでは選手入場が始まっていた。

「いやー、チャンピオンズリーグってやっぱり凄い雰囲気だな。」と一息つく。
ついにヨーロッパでサッカー観戦が出来た、とちょっと感動。

だがまだ問題は尽きない。

僕の席に何故か老夫婦が座っているのだ。
あれ、間違えたか?とチケットを確認していると、近くのスペイン人が「ちょっと見せてみな」とチケットを見てくれる。さらには「爺さん、ここあんたの席じゃないよ」と注意までしてくれた。
優しい。何て優しいんだ、スペイン人。

ところが爺さんは、
「あっはっは、気にするなよ。まあここに座りな!」
と満面の笑顔で隣の席を勧めるではないか。スペイン人って奴は!
まあそれなりに空席はある。多分お婆さんと隣り合わせの席が空いてなかったのだろう。
いっかと思い「あっはっは、わかったよ」と答えて、そこに座った。

しかしそこらじゅうで席を追い出される光景があったことから察するに、
この爺さんも安い席のチケットしか持っていなかったのではないかと思われる。
良い席が空いていたら勝手に座ってしまう。スペインでは見慣れた光景のようなのだ。

とりあえずここの席の人が来たら爺さんを追い出そうと決意し、試合に集中。
やっとの思いで見れた試合は格別だった。バレンシアは2-1で勝利し、気分良く帰途についたのでした。

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うーむ、こんなに長々と書いたのに試合の感想は1行か。
posted by shin at 18:57| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | スペイン旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

スペイン旅行記2

バレンシアの朝。
ビュッフェ形式の朝食を食べに行くと、「コーヒー飲む?」と聞かれたので「うん、飲む」と答える。しかし次に「With Me?」と聞かれ戸惑ってしまう。(大抵ホテルでは英語で聞いてくれた)

お前と一緒に何をするっていうんじゃい、とか思っていると
「Black coffee?」と聞き直され、やっと「With Milk?」と言っていた事に気付いた。うーん、さすがに今後に不安を覚えるぜ。

さて、朝食を食べ終えると早速街の中心部へと向かったのだが、さすが海外となると変なものがそこらじゅうに溢れている。

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こんなのや

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こんなのや

スペイン旅行 008.jpg
こんなの。

それをバシバシと写真に撮る典型的日本人の僕。

道を歩いていて痛感したのが、スペイン人は赤信号を物ともしない事。
向こうから車が来ていても、渡れそうならばさっさと渡ってしまう。
それに対してドライバーが怒る様子も無い。
スペイン人は心が広いのかしらと思ったが、青になったのに少しでも気付くのが遅れた車に対しては、容赦ないクラクションが鳴っていたのでどうやら違うらしい。
恐らく日本のように法律としてだけではなく、実際に歩行者優先社会ということなのだろう。

そんなことを考えながら、世界遺産や美術館を見たり、本屋でパラパラとページをめくってみたり、

スペイン旅行 036.jpg
こんなのや

スペイン旅行 035.jpg
こんなのを写真にバシバシと収めながらウロウロとするのだった。


スペイン人ばかりの道を歩いていると、どんどん自分の姿が頭の中で
スペイン人へと変換されていくようで、たまにショーウインドウに映った
自分の顔を見ては、
「何だ?この日本人は?」「あっ、俺だ!」と驚いた。
posted by shin at 02:24| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | スペイン旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

スペイン旅行記1(+フラガール)

出発当日。
学生時代、一夜漬けで試験を乗り切るのが常だった僕は
旅行の下調べも準備もやっぱり一夜漬け。
一睡もせずに成田へと向かう。
成田エクスプレスで1時間だけでも寝ようと思っていたら
満席で座ることもできず、ふらふらの状態で飛行機に乗り込んだ。

機内では浅草でフランス料理の店を開いている方と隣になる。
聞けばフランスとイタリアを一人旅するのだとか。
二人でこれからの旅への恐怖感を共有し、一緒にワインを飲む。
なるほど確かに旅とは出会いだなと実感した。

しかしこの旅でこれ以降、世間話をする人と出会うことは無い。


フランスで乗り換えると日本人がほとんどいなくなる。
荷物検査の時にフランス語で何かベラベラと喋られたがとりあえず頷くことで乗り切った。
今思うと何て適当だったのだろうと思う。

写真ではよく分からないが、飛行機から見た太陽は日本で見るよりも大きく、色も幻想的だった。

スペイン旅行 001.jpg スペイン旅行 002.jpg

バレンシアに到着。とりあえず市内までバスで移動して移動費を安くしようと思っていたのだが、バス乗り場がよくわからない。
夜遅かったこともあり、タクシーで直接ホテルまで行くことにする。
運転手にホテルの住所を見せ、英語でここまで行ってくれと頼み、
何とか理解してもらう。

スペインのタクシーは異常に速い。
スピードメーターをちらっとみたら120km。車線変更も頻繁に行う。
まるで何かに追われているかのように。
スペインのタクシーではよくぼられると聞いていたので、料金メーターを
必死で見つめながら事故に遭わないことだけを祈っていた。

無事にホテルに到着。ようやくほっとする。
初日ということもあり、何だが一日がやけに長く感じた。
(時差の関係上実際に長いのだが。)
すぐにお辞儀をしてしまうのをやめないとなとか考えながら、
その日は爆睡したのだった。

スペイン旅行 003.jpg

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先日「フラガール」を見に行ったのだが、不覚にも感動してしまった。
蒼井優以外にも脇役の俳優がとてもいい。
母親が「ストーブ貸してくんちぇ」と頼むシーンなんかはスクリーンを直視できなかった。
強くオススメしておきます。
posted by shin at 05:32| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | スペイン旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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